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ノート :
- 宣伝文句としてのデータ伝送速度と技術的な「スループット」は切り離して考える必要があります。1.6Mbのデータ伝送速度が可能でも、実際には500KBのスループットしか得られないということもあります。
- 802.11に準拠していないシステムのなかには、1.6 Mbの伝送速度が可能なのにスループットは500kbという製品もあります。これでは、RFスペクトラムの効率はたったの31%です。3Mbの機能をうたっていても、30フィートの範囲でしか機能しない製品もあります。また、公称最大距離では、約300Kbpsのスループットしか得られない製品もあります。
- したがって、「公称最大距離におけるシステムのスループットはどの程度か」を質問しなければ、本当の能力は分かりません。低速時に関する注記がなければ、Aironetが発表している公称速度はすべて最大距離における値です。
- 装置数は、顧客とインテグレータが相談して決めなければなりません。Aironet製品では、システム内の各APごとに1024のアソシエーションを確立できますが、実際の数は使用方法によって異なります。システムにかかる負荷が最小限であれば(電子メール、WWWサイトの閲覧程度)、各APのユーザ数が50であっても良好に機能すると考えられます。データ量が多い場合は、有線のイーサネット・セグメントと同じように4800シリーズを配備します。