2002年12月25日

TRAIN協会運営委員長 一井信吾

TRAIN協会の運営委員長以下の体制が2002年11月に一新したことに伴い、今後の活動についての考え方を示しておきます。

TRAIN協会は、平成12年の発足以来、講演会開催を中心とする活動を行ってきました。この活動で、情報提供・交換の目的を果たしてきましたが、反面、その活動を支えてこられた旧役員の皆さんは献身的な努力をされた結果疲れ果ててしまい、これまでのやり方で今後も活動を継続するということは困難であることがはっきりしてしまいました。

そこで、現体制での活動は、広く参加者を募って行う講演会などの活動からはしばらく「退却」し、「身の丈に合った」活動を半年程度続けて行く中で、今後のあり方について考えていくことをテーマとして持ちたいと考えています。

具体的には、運営委員相互で話題や問題を持ち寄って、運営のやり方を含めてざっくばらんに話し合う会合を2か月に一回程度定期的に持つこととします。会合は、内容によって公開にも非公開にもなり得ます。必要があれば、外部から講師を招くことも可能でしょう。会場やローカルアレンジメントは持ち回りとし、テーマはそのつど決めていきます。会場に足を運ぶことが難しい人のために、テレビ会議システムなども可能な限り使っていきたいと思います。

ただし、正直に言って、この程度の活動であっても、やたらに忙しい昨今、継続していくことはなかなか困難なのではないかと思っています。しかしこの程度のことができないようではさらに発展的な活動は不可能でありましょうし、また逆に持続的な活動を進めるヒントも運営委員が知恵を持ち寄ることで得られる可能性も十分あると思います。

いずれにせよ、TRAINで培った人的ネットワークを生かし、誰にとっても有益な活動のあり方を見出すため、可能な限り柔軟な態度で臨んでいきたいと思います。多くの皆さんの協力を期待します。